第9回「_summer」後編
〜水夏〜


「やっと海に着きましたね〜やはり海って気持ちいいですよねご主人様。」


「うほ、水着の女の子がいっぱい!」


「・・・とっとと場所を取りに行きますよ」


「すいませんつい」


「とりあえずここら辺でいいですね。それでは私は着替えてきますのでそこで荷物番お願いしますね」


「任せておけ!」


数分後


「お待たせしましたご主人様・・・ってあれ?」


「ねぇねぇ、お嬢ちゃん、お兄ちゃんと一緒に砂のお城でも作ろうよ」


「ちょいやーーーーー!」


「ぐは!!」


「まったく目を離すとすぐこれなんですから!下手したら捕まりますよ!?」


「だってスク水+幼女ですよ・・・?これは話しかけないほうがどうかしてるってもので・・・」


「もういっそ捕まってください」


「ごめんなさい」


「とりあえずせっかく来たのですから泳ぎましょう」


「テシカたん泳げたっけ?」


「うっ・・・浅瀬でぱちゃぱちゃやってますよ私は・・・」


「まぁまぁ、俺が泳ぎを教えてあげるから」


「本当ですか?じゃあお願いします」


「んじゃとりあえずもっと沖にでよう」


「いきなりそんな深いところに行くんですか!?」


「まぁまぁ、大丈夫だよちゃんと足のつくところまでにするから」


「本当ですか?だったら頑張りますけど・・・」


「それじゃあここらへんにしようか」


「ご主人様!足が!足がつかないですよここ!」


「足の基準は俺の身長となっておりますのでご了承ください」


「はっ謀られた・・・ってどうにかしてくださいよ!」


「それじゃあ俺がおんぶしてあげるからもっと浅いところまでいこうか」


「変なところ触らないでくださいね?」


「俺がそんなことするやつだと思うか?」


「もちろんです」


「うわーん!もっと沖に行ってやるーーー!」


「ちょっ!ご主人様!やめて下さい!まっ・・・いやああああああ」


「人生は冒険です」


「いやいやいやいやいやいやいやいや」


「うお!急に深い場所に!?」


「!!」


「ふう、びっくりした・・あれ、テシカたんがいないな?」


「わーたーしーだーけーのーそーらーをーおーよーぐー」


「うお!いろんな意味でやばい状態に!!」


「うわーおおきいなみだなぁ」


「とてつもなくデンジャーな精神状態に!?とりあえず救出!」


「あははははははははは、星が綺麗だなぁ、あれは水星かなぁ?違うなぁ水星はもっとパーって輝くものなぁ」


「カ○ーユ状態に!?」


「ガクリ・・・」


「精神的にノックアウトで失神しましたね・・・・」


「う〜・・・あれ、ここは?」


「お、気づいたようだねテシカたん」


「あれ、私どうしてたんでしたっけ?なんだか宇宙を漂流しているような夢をみました」


「テシカたんは溺れてたんだよ、色んな意味で危なかったけど何とか助けられてよかったよ」


「ご主人様が私を助けてくれたのですか?ありがとうございます」


「まぁ俺は当然のことをしたまでだよ、テシカたんのためだしね」


「ご主人様・・・・」


「さぁもう日も暮れてきたし帰ろうか」


「あれ・・でもなんで私どういう理由で溺れていたんだろう・・・・・って」


「さぁ、我が愛しの家に帰ろう・・・ん、どうしたんだいテシカたん服を掴んだりして」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・♪」


「ひぃ!!!」


その後、彼がどういう拷問を受けたかは誰も知らない・・・