第11回「それぞれの日常」
ー水川 京の日常ー


「ふわーあ、今日も暇だなぁ」


「たまには部屋の掃除でもしてくださいよ!」


「え〜めんどくさいよー」


「もう!だったら外に散歩でもしてくださいよ!!」


「うーん寒いしなぁ」


「はよいけ」


「いってまいります」


「あっお兄ちゃん」


「おおコノアたんかぁ、やっほ」


「なにしてるの?」


「テシカたんに追い出されてねーしかたないから散歩してるんだよ」


「お外気持ちいいもんねー」


「お、そうだコノアたん、一緒に街にいかないか?」


「えっうんいいよ」


「じゃあ出発」


「あれ?ご主人様がいない」


「お兄ちゃん、ここはどんな所なの?」


「ここはコノアたんの服を買いにきたんだよー、ほーらかわいい服がいっぱいだー」


「わーい♪」


「さてこれでテシカたんを骨抜きしてやるとしますか」


「あ、おかえりなさい、どこに行ってたんですか?」


「ちょっと外に買い物をね」


「ところでコノアちゃん知りません?」


「一緒に買い物に行ってきたよ」


「そんな羨ましい!!」


「コノアたんどうぞー」


「はーい」


「なっ!?」


「どうよ?新コスチュームだよー」


「なっ!?こっこれは!」


「動きやすそうだしねー」


「いや、ブルマって・・・・」


「体操服のセットだ!!」


「なんでやねん!!」


「ぐは!!」


「これ動きやすくていいねお姉ちゃん」


「とってもよく似合ってるよコノアちゃん」


「結局テシカたんも気に入ってるようで」


「ごっごほん、いえいえ」


「まぁテシカたんにもお土産」


「えっめずらしいですね?」


「よかったねお姉ちゃん♪」


「じゃーん!ねこ耳しっぽセットだ!これでねこ耳メイドが1人・・・」


「変態ロリコン主人が〜〜!!」


「あべし!」


「どうお姉ちゃん、この耳としっぽも似合うかな?」


「似合いすぎる・・・オモチカエリだぁ」


「萌え死んだか・・・今回は俺の勝ちだなテシカたん・・・がくっ」